2017年11月01日

岡山のお土産「ラングドシャ」をみて、昔話について考えてみた

同僚から岡山のお土産をいただきました。
ラングドシャ。

最初、「ラングドシャ」という商品名を耳にしたとき、ジョジョの効果音かと思いました。
明らかに違いましたね。北海道のお土産っぽいやつのことでした。

岡山ラングドシャ、、、かわいい。
岡山のお土産「ラングドシャ」をみて、昔話について考えてみた

岡山は全県をあげて桃太郎ブランドをおしています。私は岡山で育ってきたので、桃太郎=岡山っておもっていましたが、名古屋とかにも由来の地があるんですね。

桃太郎は、日本で育った人なら一度は耳にしたことがあるだろう昔話です。
ほかにも一寸法師や金太郎、かぐや姫、舌切り雀、猿蟹合戦、鶴の恩返し、傘地蔵・・・・
枚挙にいとまがありません。

もちろん日本だけでなく、世界各国に昔話のような話はたくさんあります。

なぜ、昔話のような物語が存在するのだろうか。
元となる出来事があったから、というのも一つの答えでしょう。
例えば桃太郎。古代の大和政権と吉備国の対立構図に基づいているという説がある。

ですが、私は、昔話や逸話というのは「大人が言いにくいことを言う口実である」と思うところがあります。

桃太郎は、絶対悪と道理。
悪いことに対して、立ち向かうことの意味や、そのために部下をつくること、部下になること、報酬があることなどです。

傘地蔵は、貧困の益。
傘を売りにいったおじいさんは帰り道にお地蔵さんに気が付きます。おそらく行き道も同じだったでしょう。なぜ帰り道に気が付いたのか。それは傘が売れず、つらい状況に追い込まれたからだと思います。裕福さや権力の中では見えない益があることを伝えているのではないでしょうか。

サルかに合戦
世の中はやればやられる。やられればやり返す。そういった血みどろの争いを繰り広げ、大義があれば徒党を組んで攻めた方が有利であるという物語り。

昔話は、不思議とハッピーエンドで終わるものばかりではありません。罰があたったり、ヌメッとした肌触りの終わり方をしたりします。
すっきりしない。

そういったすっきりしないこと、白とも黒と言えないこと、残酷なことなどを、昔話はオブラートに包んで、子どもたちに伝えていく媒体となっているのではないかと思ってしまいます。

子どもたちは、すっきりしないことや不条理なことを聞き、世の中の日の当たらない部分を学んでいくのではないでしょうか。

なので、近年、昔話の絵本が「みんな仲良く」「だれも死なないよ」「最後は幸せ」という風に変更されていることを危惧しています。

世の中理不尽なことが山のようにあります。
そんな中、割り切れないものを学ばずして成長した人が、カベにぶち当たったときに、どう生き抜いていくのか心配です。つまり、昔話を教えるということは、生き抜くことを教えている?

はい。という感じで、今回は話が変な方向に行きました。
お付き合いありがとうございました。


あ!
ラングドシャおいしかったです。



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Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00│Comments(0)おもったこと
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