2015年10月03日

地域医療でとり組むべき5大疾病 がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病と・・・・


厚生労働省は地域医療の基本方針となる、医療計画に盛り込むべき疾病は4つさだめていた。
今までは「がん」、「脳卒中」、「急性心筋梗塞」、「糖尿病」の4大疾病。

どれも生きていれば名を聞く病気である。
しかも、年を取ることにどんどん身にしみてくる病名。

時は遡ること2011年に変化が起こった!
4大疾病に精神疾患が加わり「5大疾病」とする方針を決めた。


精神疾患?
そんなにか?と思ってちょっと文章を読んでみた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0703S_X00C11A7CR8000/

ま〜なんとも。
年間3万人近く自殺者の9割が何らかの精神疾患。
五大疾病の人口を調べてみた。
急性心筋梗塞・・・41万人
脳卒中・・・・124万人
糖尿病・・・・270万人
そして、
精神疾患


320万人!

まー圧倒的ですね。

内訳は
てんかん 21.6万人
その他 17.6万人
薬物・アルコール 7.8万人
不安障害 57.1万人
うつ 95.8万人
統合失調症 71.3万人
アルツハイマー 36.6万人
認知症 脳血管性など 14.6万人

昔から代表的な精神病である統合失調症は相変わらずの数字であるが、うつやアルツハイマーの数が平成8年に比べてなんとも言えない伸び率。
うーん。
もっと寛容になろうね。社会。


参考
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html  


Posted by 峰政 裕一郎 at 21:00Comments(0)