2017年11月08日

藤並駅の癒やし。小さいスペースに大きなあたたかさ。素敵なちいさな美術館

この前、有田に行った目的はこれ。

入り口からだと、わかりにくいですね。

和歌山県有田市にあるJR藤並駅です。

その中に「ちいさな駅美術館『Ponte del sogno』」という、ちょっとしたスペースがあります。小さな、と付くとおり本当に小さいスペースです。
でもこのスペースに約2000冊の絵本が所蔵されており、楽しむことが出来ます。


木のぬくもりを感じれるゆっくりとした場所で、癒やされました。


私も初めていったのですが、その理由は、かこさとしさんの原画展をやっていたからです。
かこさとしさんは、絵本作家で「からすのパンやさん」や「だるまちゃん」シリーズなどで知られています。

流石に原画を写真に収めることはできませんでしたが、10枚?ぐらい原画がかざられていました。木のぬくもりにぴったりな雰囲気のものでした。
原画展は様々な作家さんのものを定期的におこなっているみたいですね。
http://www.town.aridagawa.lg.jp/aridagawalibrary/downloads/gengaten_schedule.pdf

ここは絵本の貸し出しもやっており、行ったときはお子さまずれのお母さんが借りて帰っていました。
空間にも、イベントに合わせて楽しめる工夫がされており、子供と一緒に来て絵本を読んで帰るだけでも楽しそうです。


JRの駅でしたが、車で行ってきました。
でも大丈夫。
車で行っても1時間は駐車料金無料〜。


ちょっといって、すこしゆっくりして、本を借りて帰るにはもってこい。
休日、すこし足を運んでみるのもいいかもしれません。

有田市はこの藤並駅だけでなく、ちいさな美術館を含めて4つの施設で「有田川ライブラリー」というプロジェクトを展開しているみたいです。
点でなく面でまちに浸透していく。
藤並駅の雰囲気がよかったからか、まちの中にすぐ立ち寄れるあたたかさを感じる施設があるって、なんかいいなぁと思いました。

11月12日には「えほんマルシェ」というイベントが開催されるそうです。
2年前?ぐらいに手伝いにいきましたが、有名な絵本作家さんがきたり、おいしいお店があったりと、大人から子どもまで楽しめるイベントでした。
今年もいけるかな。
行けないなぁ。
行きたいなぁ。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)感想