2017年10月14日

選挙での熱烈な批判は自分の不利益でしかないと思います。

世の中選挙です。
今回は選挙についての雑感を書いてみたいと思います。

直前に民進党どっかいったり、希望の党が注目されたり、立憲だったり、自民がどうなるかだったり、と直前の幅が大きいです。
正直、どこに投票しようか迷っています。

「リベラルか保守」か、といった見方もありますが、政策だけみると保守がリベラルだったり、リベラルが保守だったりと、あまり2つの言葉で政党のカラーを示しているかといえば、そうでもないです。
ちょっと前に読売新聞の記事が注目を集めていました。
8月11日の記事。
どの政党がリベラルか、保守化を年代別に聞いた調査。
50代以上はリベラルに共産、保守に自民、公明、維新がありました。
では20代30代はというと、もっともリベラルだと思う政党に維新。共産がどちらかと言えば保守の分類に思われているという。

これだけ世代間で「リベラル」「保守」という概念のばらつきがあるのだから、メディアもその単語を使って放送するのはよしてほしいと思っています。

ネットの方はと言いますと、主にTwitterですけど、賑わってきています。

中には感情的な発言を繰り返す人もいます。
「そんなやつは信じられない」「政治家ではなく政治屋だ」はまだましな方で、感情的にけなす言葉なども見かけます。
根拠がわからない。

つくづく思うんですけど、だれが得するのでしょうか。

選挙にとって良いことは、仲間を増やし、自分の応援する政党の票を1つでも増やすことだと思います。
人格否定的な言葉や過激な言葉を浴びせられたら、言われた当人や、その様子を見ている第3者が、どう思うのかは想像できると思います。
「お前●ねよ」と言われて、「おっしゃ、じゃあそこに投票しよ」とはならないでしょう。

なんでしょうね。
政治のことって、表立って話しにくい雰囲気があります。
また、話すとなぜか感情的に成りやすい話題です。
そういったことでは、票は増えないでしょう。

ではどうやったら、いいのかと悩みました。
1つでた答えは、「中立的な比較の発信」という方法です。

いろんな政党の公約を、「あそこはAと言っている」「ここはBといっている」にとどめておく。
推すとしても、和やかに発信していく。

そうすれば、特に応援する政党がない私のような人も、投票しやすいと思いました。

感情論にならず判断したいものです。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年10月13日

和歌山駅前の坐和民が、なくなって唐揚げ屋に!?

和歌山駅に中央口方面を歩いていると、工事をしていた。
坐和民
のところ。

何してるのか。
あまり行くことなくなった和民。

気がつくと、違う看板が取り付けられていました。



ミライザカ」というお店。

おーついに和民が撤退か!?

と、思いきやちゃんと和民グループです。
https://www.watami.co.jp/group/restaurant/

どんなお店なのか。
出来上がったら行ってみたいです。

まだまだ工事中。

こういった大きい会社が凄いのは、Googleで調べると、すでにお店が坐和民ではなくミライザカで登録されていること。


そして、不思議な事にすでに1人「3」の評価をつけていること。
まだ、階層が終了していないのに(たぶん)

準備、進め方抜かりがないです。

工事をしていたので、開いていない前提でいってますが、もう開いているのかな〜。
そうだったらすみません。

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Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年10月12日

夜は長し、働けよおっさん。間食にヨーグルと。これっていつ食べればいいの?

この前、保健所で会議でした。

「公務員は給料泥棒だ!」
「9時ー5時で帰りやがって!」

というのは、あれはウソです。
いや、本当かもしれませんが、一部だと思います。

この前の会議も遅くまでやりましたもん。
まだ残っている方も多く、せっせと仕事をしていました。
むしろ早く帰ってゆっくりして下さい・・・と思ったほどです。
おつかれさまです。

閑話休題

会議だったんです。
それが18:30からはじまるという中途半端な時間。
何に中途半端といいますと、ご飯です。

夕食を食べてから参加するには早すぎる。
かと言って、食べずに参加するにはお腹が空く。

で、だした答えが間食です。

これから、ビシビシと会議。
ああぁ。
乙女は夜を歩くが、おっさんは夜に働く。
夜は長し働けよおっさん、です。

間食の餌食に選ばれたのはこれでした。


小腹を黙らせるというオイコス。

頂きました。
シーズンもののハロウィン使用を購入。
味は。。。。味を文章で書くのは難しいですね。
舌にねっとりと絡むメープルとかぼちゃのペーストのようなもの。
甘く、かぼちゃ・・・
むずかしい。

それにしてもヨーグルトはいつ食べるのがいいのだろうか。
一説によると、夜ごはんのあとがいいよ言われています。

「ヨーグルト いつ食べる」で検索すると、いろいろでていきます。
朝食べると便秘が解消される・・・と言われていたりします。
と、いってもけっこうでる私は夜食べる派。

朝食べずともスルスル。

かと言って、夜食べたからと言って、何か身体的な実感があるかと言えばない。
腸の動きを考えると、やはり夜がいいのか・・・
この前、「ヨーグルトは朝食べると栄養が吸収されていいよ〜」とも言われた。

悩む・・・・

結論!

いつでも良い。
好きな時に好きなものを食べよう。

です。

やっていることが、健康的に良いとか悪いとか、それやっていないと損、とか、おいといて、好きに食べようと思います。
健康でありたいために不健康な事をしているような気がしてならなくなったからです。

というわけで、小腹がすいたときでもいいじゃないか、ということです。



  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)感想おもったこと

2017年09月29日

地震雲?きれいな夕暮れ。

この季節は、毎年のことなんですが、感傷的になってしまいます。
何かあったわけでもなく、さらりと胸の中が流れていくような感じです。
風邪がさらさらと涼しくて、ふいに見上げる空はオレンジで、なんだかむなしい色でした。


よく見ると、月が半分だけこっちを見ています。

秋ですね。
秋という字は禾偏(のぎへん)と、火という字です。
禾は実った稲を表しています。
火は解釈が色々あります。稲の後の燃やす火、天の日、亀という解釈があります。最後の亀は、かめではく稲の虫。何にしろ、乾かしたり焼いたりして、育ったものが縮むという意味です。
私は、縮むというより「凝縮する」という方がしっくりくるような気がします。
夏の雨と日で育ってきたものが、ぎゅっと澄まされ、丁寧に推敲されていく。

そんな風に吹かれて、しれっと人間も縮む準備をしているのかしら。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年09月28日

トレイン×アートのイベント。トレイナートのパンフレット。中身も外見も興味しんしん

職場にトレイナートといイベントのパンフレットが届きました。


電車とアート。
トレインとアート。
トレイナート。

子どもが沢山写っていてかわいい。
かわいいけど、重ねて見ると、可愛さだけでなく、怖さもある。
これ、面白いですね。

でも可愛いね。

この撮影現場を想像すると、我が子を見守る親が、この周りにいて、きっとハラハラしながら見守っていたんだろうな。
そう考えると、写真じゃないところでクスっとできる工夫がある。

公式のホームページはこちら

あー予定が合えば行こうと思います。

こういった、美術館でアート!というより生活の中、日常の中にアートをもってくる企画は大好きです。
「アートの社会化。社会のアート化。」
そういったのは、奈良県にあるたんぽぽの家の理事長である播磨さん。
その言葉が、しん、とこころのにしみてきました。
日常が滲み出るアートは面白い。
面白いだけでなく、なんだか、肩の力を抜いて楽しめます。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(1)おもったこと

2017年09月27日

実家から送られてきた葡萄。お礼の電話をしたら意外なことを言われた

最近、少々過密なスケジュールで疲れ気味。
こういうときは重なるものです。
見事に風邪をひいてしまいました。熱はないんですが、鼻水が止まらず、喉が痛い。
相変わらず、スケジュールの引き算が苦手です。

ちょっとまいっていました。

そんなとき、ピンポーン!と呼び鈴がなる音。覗いてみると、クロネコさんが来ていました。
何かなと、出てみると実家からお届け物でした。

開けてみると・・・


葡萄が!
これは癒される。
さっそく、実家に電話をしてお礼をいいました。

何かお返しみたいなものでも・・・・と切り出したところ「そんなことを言うなら、二度と送らない。ただ美味しいと食べてくれるだけでいいんよ。」と、スパッと突き返されました。
我が親ながら、その姿勢は見習いたいと思った次第です。
ま!親は酔っていたけどね。
  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったことウマい

2017年09月26日

小さいアート。でも大きなアート活動。

月1回、続けている活動があります。
それは、障害に関係なくアートが楽しめる「場所と時間」づくりです。

みその商店街でコツコツ仲間と一緒にやっています。
今年で何年目になるのか。
少なくとも、当時私の半分ぐらいだった身長の人が、あと8cmで抜かれるぐらい成長する程の年月が経っています。

この前も、定例の開催。
小さくコツコツと。
でも自由に伸びやかに。



平日は働いていて全然描くことに関われない人や、この場だからこそ来れる人、楽しそうだからきてくれている人。集まる人は様々です。
ここではうまい、もヘタもありあせん。
って、アートの「うまい」って一体何なのかとさえ思います。
誰から見た「うまい」なのか。
表現の価値ってどうやって決まるのでしょうか。

いいじゃない。楽しいのが。
というわけで、これからもコツコツと楽しく☆  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年09月25日

コミュニケーションを紐解くパーティゲームが、深い!

毎度おなじみ毎週土曜日朝7時からのファシリテーション勉強会のお話。
前回はテレストレーションというパーティゲームをつかって、認知と表現のズレを見える化して楽しみました。

超簡単にゲームの説明をするなば、「みんなでする絵しりとり」です。
最初の単語を次の人に回してイラストを書く。
そのイラストを次の人に渡して、何を表現しているかを単語で書く。
その単語を又次の人に渡してイラストを書く。
繰り返し・・・・
文章で書くとよくわかりませんね。

分かりやすい単語だったらいいですよ。
例えば、
ブランコとか
フクロウとか

でも、最初の単語が、意地悪なやつに当たれば、かなりハイレベルになります。
例えば、
バブルとか
食物連鎖とか
歌舞伎町とか

そんなのどうイラストに書いていいのかわかりません。
頑張ったけど。

このゲームを通して「伝える」「伝わる」「受取る」を紐解かれる感じがしました。

メッセージの受けてと送りてのズレを利用して、いろいろ研修にもちょっと使えそう。
伝える側の視点で大切なのは何か
受け取る側の視点大切なのは何か
伝わりやすい概念はどんなものか
伝わりにくい概念はどんなものか。
伝える工夫は何があるか。
どういったときに伝わるのか。
どういったときにズレが起きるのか。

これは深いぞ。
ファシリテーションとしても学ぶところは多いです。


どんな時に意見のズレが出てくるのか。
それがわかれば、どんな事に注意して進行をすればスムーズなのかが視えてきます。
いい機会になりました。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったことファシリテーション

2017年09月23日

忍耐を鍛える研修。

今週の水曜日と木曜日は、丸一日を研修に使いました。
以前、田辺のビッグUで開催された研修の続きです。

前回はデスクワーク・・・というよりデスク拘束プレイでした。が、今回は演習中心とのことでワクワクでした。ようするに、グループに分かれてみんなで「あー」だ「こう」だ、と言うやつです。
研修でファシリテーターについて言及する内容もありました。

そして、グループにファシリテーターがついてディスカッション。


・・

・・・

・・・・

んーーーマンダム・・・

結果、研修の内容より研修方法に沢山思うことを得ました。

研修内容としては、色んな福祉サービスについて知ることができましたし、新たな気づきがありました。
グループワークは、テーブルファシリテーターによって進め方や納得感が大きく異る印象でした。そりゃいグループ7〜8人で17グループもあれば、ばらつきは出ます。

大丈夫なのか・・・
今回の研修は、障害者が福祉サービス(就労支援やホームヘルパーやグループホーム等)を利用する時、必ず必要な「サービス等利用計画」を作る人材「相談支援専門員」を生む研修です。
講習を受ければ、テストもなく修了します。
サービス等利用計画は、障害がある当事者や家族、その地域に大きく影響を与えます。極端な言い方をしますと、他人の人生や地域の行先を左右するほど大切なものです。
それが、学びにばらつきのある中でも、均一に修了するということに、個人的には怖さを覚えました。知識量などによってばらつきが出れば、計画の完成度にばらつきがでるということ。ちょっと乱暴な言い方をしますが、担当者によって「あたり」と「ハズレ」がでてしますということ。

そして一番の難点は、研修では「障害当事者、本人主体が大切」と言いつつ、メタ的に「サービス主体」の支援を身につけてしまうのではないだろうか。つまり、あるサービスに当事者のニーズを当てはめていくことが中心になっちゃうんじゃないかってことです。

1回の研修は100人を超えます。運営が頑張っている姿は見られますが、量的に、支援員の質の向上には限界があるでしょう。

いろいろ、思うことが増えた研修でした。
そういった意味では、研修主催者が意図する学びよりも、少し横道にそれた学びを沢山いただいたともいます。
非常に興味深いものでした。

(一番、よかったことは、休憩中に踊れたことでした。)  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(2)おもったこと

2017年09月22日

精神保健福祉士は地域で社会資源に成り得ているのか?

今回の記事は長いです。
昨日の記事で、15日,16日が精神保健福祉士の全国大会だったことをお伝えしました。
16日は学術集会ということで、実践報告や研究報告が行われました。
私も日頃おもうことがあったので、エントリーしてみました。

そもそも精神保健福祉士は、精神科に通院していたり、メンタルヘルスの悩みを持っていたり、精神科に入院している方々へ、相談や調整をして生活のしづらさを解決することを支援するのがお仕事です。
また、地域社会との連携や、メンタルヘルスの分野を中心に住みやすいまちづくりも行ったりもします。
国家資格で、保健所や県庁、病院、診療所、障害者の福祉事業所、一般企業・・・といったところに実はこっそりですが堂々といます。
ひきこもりや自殺、発達障害といったことも関連分野であり、問題解決にむけて取り組んでいます。

そんな人たちです。
同業者間でよく言われるのが、「精神障害者が地域で当たり前に生活することを支援する」「精神保健福祉士は地域で実践するんや」ということです。
日本の精神科医療は、病院収納主義で、退院できるにも関わらず何年、それこそ今でも長い人は40年や50年(想像すると寒気がします。20歳で入院したら70歳。そういった人生。)
、病気が落ち着いた状態でも、帰るところがなく入院を強いられるという世界的な黒歴史があります。それを解消するのも精神保健福祉士の役割。日本のこれまでの取組みの反省として「地域」というワードが重要視され、頻繁に飛び交います。

前置きが長くなりましたが、今回の私の発表は、「地域、地域っていいますけど本当に地域で活動できているんですか?」という疑問を持ったことから始まりました。
これを読んでくださっている方が、精神保健福祉士と聞いて、「???なにそれ??」となることが、地域で実践できていない証左だと思います。
医師ときいて???となる人は少ないです。それだけ、医師は地域社会に根づいているといえるでしょう。

なので、まずは精神保健福祉士が地域で見える化されることが必要であり、そうするためにはどうすれば?ということを自分なりの実践をまとめました。


以下、その発表にむけた抄録を転載しておきます。

【抄録原稿】
I 取り組みの背景
精神保健福祉士(以下 PSW)の実践は、現代社会の複雑化に伴い従来の医療・福祉分野に留まらず職域を 拡大させている。また人口減少に伴う地域の様々なリソース減少による問題が顕在化しつつある。この現状 は人間の福利の増進を目指し、人と環境に働きかけるソーシャルワーカー(以下 SWer)の役割、特に地域へ の働きかけがより重要性を増していることを示す。
しかし、多岐に渡る問題に対して PSW は SWer として取り組めているのか。高良は所属する組織と養成教育 が大きく影響し、SWer が制度から排除される人々の支援や権力構造への変革等を目的とした実践が、限定的 になっていることを指摘している1)。このことから支援を必要としている人たちに対して SWer が十分な社会 資源になっていないと考えられる。
また地域の中で社会資源化されていないということを裏返せば、実践の多くが医療や福祉の限られた枠の 中でしか行われていないということである。それは、例えば制度という枠に支援を迎合させるという、本来 ならばクライエントを中心に多様であっていいはずの実践が出来ないという弊害を生みだす。つまり、SWer がクライエントの生活の管理装置としてある意味機能しているという見方もできる。
以上より PSW が地域にとって社会資源化されることは重要であり、その実践方法の構築が必要である。

II 取り組みの目的と方法
発表者は 2011 年以降、所属機関とは別の勉強会やイベント、事業などに参加・参画する機会が増えた。結 果、所属先での実践にも役立つ経験が増えるのと同時に、地域でのつながりが広がった。これを受け、所属 先とは異なる複数の活動をもつことが、シナジー効果(相乗効果)をつくり、実践を有意義にするだけでな く地域における PSW の社会資源化にも有効ではないかと考えた。そこで本発表は、自身の活動を俎上にあげ て要素を検証し、PSW が地域の社会資源になるための実践方法構築に寄与することを目的とする。

III 取組みの結果
活動が増えてから明らかに医療・福祉の分野を越えたつながりが広がり、それが素地となり新たな活動に 波及している。たとえば「自宅で内職がしたい」というクライエントに対して、対応できる福祉事業所がな かったが、別事業で地元スーパーとつながっていたことで就労への導入ができた事例。また古民家活用の企 画でヨーガ療法士と知り合い、当事者のリハビリや対人支援職のストレスケアの活動に至った事例などがあ る。これらシナジー効果を生んだと考えられる活動を、目的、人、場、ネットワークの4つの構成要素に分 けることができた。

IV 考察
従来の連携は「問題」から始まるが、所属以外の活動はポジティブ・コア(強みや価値)や前向きな目的 から始まることが多分にある。よって問題がおきる前に地域の中でつながりをつくることができる。そのた め、多様で柔軟な支援を形成するためのリソースが増えることにより、従来の支援の枠から外れる問題やニ ーズに取り組むときでも、クライエント主体の実践に有効性を発揮する。
また、所属外にて活動するため、所属機関による制約も迴避し、4要素が分野を越えて育まれる。その過 程で様々な交流が増え、PSW が市民レベルで可視化されてくる。つまり、複数の活動をもつ方法は「所属組 織としての PSW」と「個人としての PSW」の、両面の強みを活かしたものであり、地域の中で PSW が社会資源 として認識される取り組みの一翼を担うと考えられる。
地域にとって社会資源となることは、PSW が広範囲で地域のニーズに関わることにつながり、新たな公共 財創出に関与できる可能性が高まる。ともするとシナジー効果を生む活動はソーシャルアクションの端緒に なりうることを示唆している。

1)高良麻子:日本におけるソーシャルアクションの実践モデル「制度からの排除」への対処.中央法規,2017, p74-76.
  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(2)感想おもったこと

2017年09月19日

SMAPの聖地巡礼。お好み焼き「かく庄」 大阪JR福島周辺録①

最初に言いますが、私はSMAPのファンではありません。
名前を言えと言われたら、つまりながら何とか出てくるレベル。
ファンではありませんが、嫌いでもありません。
が、裸だったら何がわるい!と言い放った草なぎ氏は好きです。

そんなSMAPレベル3ぐらいの私ですが、聖地に行ってきました。

大阪で専門職の学会があった後、仲間でご飯に行こうということ成りまして、私が「お好み焼きたべたいなぁ」と言ったのが発端でした。
仲間の1人が(仮にAさんとする)「めっちゃいい店あるで」と、連れて行ってもらったのが、大阪JR環状線の福島駅の近くにある「かく庄」でした。

なんだか知りませんが、興奮しているAさん。
「あそこの大将と友だちなんよ」
「あー人気店だから空いているかな〜」
「電話つながらないわ〜」
と何やら、1人で盛り上がっていました。

ほんとうに友だちなのかな〜と思いながらも移動。
かく庄といお店に着きました。
見た目は、高架下の汚い歴史ある馴染みのお店といった感じ。

残念ながら準備中。あと2時間後にオープン。
まじか、、、と思っていたら、ひょこっとお店のおいやんが顔をだす。
すると「おおAさんか」と話しかけるではないか。
名指し!
Aさんは真面目にお店の人とお知り合いでした。疑ってすみません。

と、友人交渉で、食べれるのかとおもいきや、やはりオープンまで待たないといけないと。
それでもAさんのおすすめする姿勢から、待つことにしました。
正確には、飲みながら待つことにしました。

そして、ついにオープンの時間になり店内へ。
普通のお店。テーブル席と座敷とカウンター。20人もあ入れば狭いスペース。

大将「じゃあAさん。コースでいいかな。6人いたら食べられるでしょ」
Aさん「それでお願いします!」

と話がどんどん進んでいく。

店内をよく見ると。




むむ!
かなりのSMAP押し。

するとAさんがおもむろに携帯を取り出して動画を見せてくれました。
「ここSMAPの番組で本人がきたお店!その座っているところはキムタク。そこはしんごちゃん」
なるほど。そういういわれがあったのね。

ここで初めて、ここがSMAPファンにとって聖地だと知りました。

今回お邪魔したかく庄は、2013年に「SMAP×SMAP」の企画「はじめてのSMAP5人旅」で5人が訪れた場所だそうです。2013年3月7日に訪れていたらしい。

それにしてもSMAPメンバーが座った席まで覚えているとは。鉄板が溶けそうな程のSMAP愛を感じました。
ちなみにその時のSMAPの動画。


そして、私たちが座ったところ。


まさしく、この場所。
と、いってもファンでもないので感動はないです。

店内から出てくるSMAP愛。


SMAP帳・・・・ファンの方の書き込みノート。No.9!
開いてみると、ファンの方のあつーいメッセージが書かれていました。

料理の方もどんどんでてきました。
軟骨焼き。
とん平焼き

やらと続続と。

どうやら、最初言っていた「コース」とやらは、SMAPがきたときに、注文したメニューでした。
焼きうどんに、モダン焼きに、生姜焼き、、、
大将いわく「メニューを出した順番も全く一緒だから」と。




(全部は写真撮れなかった)

美味しい物が次々に出てきました。
確かに美味い!私にとって懐かしい味がしました。
すすむ、すすむ箸が。

ほんとうに美味いかった〜。

お腹いっぱい食べた後、店を出ようとする、大将がちょっとまってと声をかけてくれました。
何かなと思っていましたら、コレをあげるとティッシュをいただきました。



Aさんの人徳です。
その日はAさんのお陰でとてもステキな夕食ができたわけです。
本当にありがとうございました。
最初は、疑ってすみせんでした。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(2)おもったこと小ネタハッカー

2017年09月07日

お金を注げど実らない和歌山の教育

子どもの習い事について調べていました。
同僚が「2歳からプールにいかせてるの」とか、「体操は小さい頃からやってたほうがいいので」とか言ってたりして始めている。

いまの子どもの習い事事情ってどうなってるんだろう。

そこで単純に塾について調べてみました。
こちらのランキングサイトで。

都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン] 

都道府県ランキング!
色んなランキングがあります。

例えば、
コーナン店舗数
ケチャップ消費量
カラオケボックス店舗数

ちなみに上記の3つは和歌山県は全部1位です。
コーナン言って、ケチャップめっちゃ食べて、歌うのが好きな県。
さすが和歌山県。
県名に「歌」が入るだけあります。

さてさて塾の話し。

和歌山県の
学習塾件数・・・・622件!数字だけみたらよくわかりませんが、全国1位です。
ん!? 1位!!!!

人口が少ない割に塾は多いという。

当然通塾率も高いです。

小学生の通塾率・・・・53.9% だいたい半分の小学生が塾に通っています。全国5位です。
大阪や愛知といった都会よりも上です。

そして気になる成績!
全国学力テスト正答率ランキング25位!
あれ?ブログを書く前に確認したら45位ぐらいだったのに、更新されてけっこうあがっていますね。

親は子どもを塾にいかせているのに、何故か成績が悪い・・・という事がいいたかったのですが、意外と持ち直していますね。

うーん。

それにしても東北や福井などは凄いです。
通塾率が低いのにテストの結果は良いのです。
この秘密が知りたいです。

ちなみに気になった項目は
子育て期男性の家事参加率・・・47位
中学生長時間ゲームプレイ率 ・・・1位
中学生読書率・・・・44位
小学生読書率・・・37位

でした。

読書率は成績の良かった県は、やはり上位でした。

思ったのが、塾に行くかどうかというより、大切なのは読書など日頃の習慣が大切ということです。
成績を伸ばすためではなく、わりきって習慣をつくるためと考えたほうがいいのかもしれない。
塾から帰っても、ゲーム(たぶんスマホやPC)の時間をどうするか。

うーん。
軽い気持ちで調べてみましたが、意外とおもしろかったです。
  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年09月06日

青年育成ってなんだろうと、本気で考えたけど、なに?な話し

雑記になりますが、青年育成についておもうことを書いておきます。

内閣府の青年育成プログラムの地方プログラムを和歌山ですることになりました。
私の専門は障害者福祉、健康社会学、ファシリテーションといった分野なんで、青年育成はちょっと暗いところ。

で、色々調べています。
青年育成ってなんだろう。

そのなかで、これはどういうことなんだろう??・・・と疑問に思うことが多々でてきました。

青年にかかわるサポートは障害者や高齢者に比べてかなり手薄です。
それは、日本の制度は、高齢者も障害者、貧困者といった、生活の中で困難を抱えた人しか対象としていないからです。なにか、困った状態にあったり、なったりしたときに、カテゴリー化され、そしたら制度の対象となります。
いわゆるセーフティネットです。
(カテゴリー化と言えば、難しく聞こえますが、たとえば障害者手帳の取得とか、銀行預金額がいくらで年収がいくらとか、何歳以上であるとか、そういったヤツ。)
65歳以上になれば高齢者と言われますし、75歳以上で後期高齢者(例外有)とか言われますし、精神障害者保健福祉手帳を取得すれば精神障害者となります。(不思議ですね。病気があっても手帳をもっていないと制度の対象にならなかったりします)

その点、青年(ここでは主に12歳〜39歳ぐらいを想定)は、ひきこもりや貧困というカテゴリーに当てハマらなかったら、なんの制度もうけれんというわけです。セーフティ機能じゃないから。

なので、学校以外の青年育成の取り組みは、NPOや有志団体、各自治体によるところが多いかと思います。
なので、ばらつきが大きいです。
調べれば調べるほど、ざっくざっくと、いろいろ出てきます。

難しんですが、やはり青年育成って大切だなと思いました。
就職するも、すぐやめてしまう。
集団に入れない。
地域との交流の断絶。

それが、将来的に貧困や病気などのリスクをあげることにつながっています。
青少年の時って、意外に問題が無いようにみえたりするんですが、この時の学びや活動が、本人だけでなく、その地域にとっても大切だということが見えてきました。
問題は即席的にできあがらないみたいです。

私は、問題は個人にではなく、環境と、環境との相互作用にあると考えています。
例えば、仕事をすぐやめてしまう、という問題があったとしても、それは辞めてしまう人個人に全責任があるとは思いません。

現在の日本で求めれれている青年像はどんなものでしょうか。
経験的な所感になってしまうが、それは青年個人の本人の自主性が強く求められ、経済的自立の過度な強調ではと思います。
そういった強いプレッシャーに押し込まれ、選択性を失なっていることが、青年育成の問題ではないだろうかと、思うようになりました。

また、小さい頃から消費する文化に浸っているため、「消費者としての主体」となってしまうことも課題かと思います。
コンビニに行けば、お金さえ持っていれば子どもでもお客様として扱ってくれます。

(私は小さいこと、駄菓子屋にお菓子を買いに行ったときに、うっかり扉の敷居を踏んでしまいました。
そしたら、おばちゃんにめちぇめちゃ怒られました。)

スマホやパソコンで、遊びのニーズは満たされてしまう。
いつも、消費者としての生活なんですね。
何かを変えたり、創り出していったりする力が奪われていると思います。


なので、今後大切なのは、道をはみ出し、楽しむことが出来る若者の主体の形成と、それを受容できる環境整備ではないかと思っています。
(決して、経済的な教育を否定しているわけではなく、選択肢の狭まりが問題なのではと言いたいのです)

これかれら、もうすこしヒアリングを通じて、充実したプログラムができるように、コツコツやっていきたいと思います。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年09月05日

緑響くのせかい。「自然はステキ」と思っていたら、自然の人の合作だった。

ステキな写真が撮れました。



御射鹿池(みしゃかいけ)という池です。ウィキペディアによれば、標高1500メートルの位置に水面があるらしい。
画家:東山魁夷(ひがしやま かいい)の作品「緑響く」のモチーフとなっている池です。

「緑響く」で検索してみれば、わかりますが、どこかで見たことあるなぁと。
吉永小百合が出ていたAQUOS液晶テレビのCM!

モネしか印象にありませんでしたが、そんな感じっぽいです。

写真は、水面に木々が反射し、優雅な自然美を出しています。

さすが大自然・・・とため息


ですが、ですが、実はこの池は農業用の溜池として作られたものらしいです。
写真は、めちゃめちゃキレイですが、すぐ横を公道が通っており、駐車場から歩いて30秒です。

大自然と思いきや人工的に作られた池なのです。

とはいえ、これだけの美しさを出すのは、自然の雄大さがあってこそだと思います。


思ったことですが、よく「大自然=美しい」と思い込みがちですが、自然は美しと思ったものの大半は人間と自然の合作だったりするんだな、ということです。
よくよく考えればば、那智大社も、高野山も、有田川町のあらぎ島の棚田も、友ヶ島も、熊野古道も、、、、人間と自然の合作です。

よく、山の伐採が自然破壊を・・・と思われがちですが、適度な伐採や間伐をしないと山は保たれません。
要はバランスと自然への敬意が大切なんかなと思いました。

そんな事を改めて思わされた一枚でした。

そして、自然とバランスがとれたところは、何気ない所でもステキな場所だなと思わせてくれると、思いました。
ただの道ですら、優雅に思えました。

  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったことおでかけ

2017年09月03日

けっこう真面目に考えていた。過去の記事「和歌山よくする法案」ハイタッチ再録

実は2014年10月にニュース和歌山に寄稿していました。
お話を頂いたときに、色々考えました。
わかやまを良くするための法案・・・・
理想を書いてしまえば、絵に描いた餅や、勝手な宣言になりかねない。
かと言って、ふざけすぎても記事としてせっかくの機会を無駄にしてしまう。

そこで、「だれでも参加できる」「ちょっとの勇気で行動できる」「それでいて深い」ということを目指して書きました。
井上ひさしではございませんが・・
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことはあくまでもゆかいに」

という名言どおり、いかに深く、おもしろくユーモアをもってということを意識しました。

まぁそれでハイタッチかよ、と言われてしまえばそうですが、せっかくなので再録します。
自分の反省のためにも。


以下転載

「毎月8日をハイタッチの日に」

 人口流出、核家族化…。和歌山は高齢化の最先端で人口減少が止まりません。今年6月の中央公論では「消滅する市町村523―壊死する地方都市」という緊急特集が組まれ、和歌山のなじみある市町村がいくつも名前を連ねていました。
 こういった社会的課題がある中、人間関係の希薄化も指摘されています。この現状は「人のつながり」が今後さらに大切である事を示しています。
 
 しかし、街には監視カメラ。子どもたちは知らない人が歩いているとあいさつする事と疑う事を同時に学ばされます。大人はおとなしい対応をします。
 SNSのつながりが多くとも、リアルの友達が少ない人が多いことが話題となることもあります。

 現代社会では、つながりが求められる反面、信じる事やリアルなつながりを育む場が減ってきているように感じます。
 
 そこで提案するのが「わかやまハイタッチ推進法案」。
 ハイタッチを日常的なコミュニケーションツールの1つに位置づけ、積極的に活用する事を通じてお互いの意思疎通をはかり、私たちみんなが気持ちよく交流することを目指します。

 同法案は6つの指針を基に、つながりある地域の土壌をつくり、支え合える社会を実現していきます。

 6つの指針は、
①ハイタッチはコミュニケーションの手段であり積極的に活用する

②知らない人にも勇気をもってハイタッチ

③ハイタッチを求められた人はハイタッチに応える

④毎月8日を「わかやまハイタッチの日」とし、特に積極的にハイタッチを行う

⑤「気持ちよくあいさつする」という心の所作を大切にする

⑥たまには渋くグータッチ。

 顔を見ながらあいさつすることで、監視ではなく関心で、注意ではなく注目で、人が気軽に関わる機会をつくっていきます。言葉では素っ気ない、ハグだと文化的になじまない、握手は抵抗がある。
 そんな方でも気持ちよくハイタッチ。国体などで県外の人を迎えるときにも、和歌山流のユーモラスなあいさつとして、気持ちよくもてなす事ができるのではないでしょうか。


  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年08月29日

蒸し暑い!湿度100%って水の中だよな!と思っていた話し

お盆を過ぎてからジメジメしている気がします。

天気予報をみると湿度80%とか。

あと20%で水じゃん!

とか思っていました。

そして、
「湿度が100%を超えると、肺の中で水滴ができて、肺がつまって死ぬ」という嘘を吹聴していました。
ごめんなさい。

改めて考えると、湿度ってなんなんだろう。
たぶん100%を越えても水の中にいるわけでもないだろうし、400%で身体がLCLへ液状化するわけでも無いと思います。

湿度・・・ってなんだろう。

気象庁の説明だと
普通は相対湿度のこと。相対湿度は水蒸気量とそのときの気温における飽和水蒸気量との比を百分率で表したもの。


とのこと。

余計にわかりません。

ソウタイシツド??

加湿器メーカーの説明が分かりやすかったので引用します。

ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で<%RH>で表します。一般的に湿度を表す時に使用します。


ということだそうです。
また、あらたな単語が。
「飽和水蒸気量」

これも知らべてみると、空気中に水蒸気が気体としていられる限界の数字だそうです。
100%を超えると気体から液体になってきて、水滴になるということですね。空気中に・・・といことで、「100%って水中じゃね?」という考えは、そもそも成り立たないということです。

冷えたモノに空気が触れていると、その限界値が下がり水滴になりやすいという現象になります。
福山雅治のスコールの二番「汗をかいたアイスティー」とはそういうことです。いっそ、ずっと発汗していればいいのにと思ってました。

空気中の水分量が増えるから、ベタベタするわけですね。


なるほど。

ちなみに、私と同じようなことを考えた人が知恵袋にいました。

湿度の高い空気を吸いまくっていたら肺に水はたまったりしないのですか?

思う人は思うんです。

この季節ムシムシしてばかりですが、最後に私流湿度スッキリ法を5つ紹介します。

①汗ふきシートで身体をふく。
 最近のシートはスースーする効果の物があり、一時的にヒリヒリさせてくれます。今使っているのはagのやつです。

②脇の下、首筋を冷やす。
 地味にスーぅと、気持ちよくなります。保冷剤を使うので費用はそんなにかかりません。

③扇風機に向かって「あ〜」
 正直、効果は薄いですが、どちらかというとノスタルジックな気分になれるので好きです。

④お風呂に入る。ただしハッカ油を数滴いれる。
 ただし、量に気をつけて下さい。数滴で十分です。熱いのに寒くなってしまいます。

⑤多忙
 失恋も湿度もすべて多忙が忘れさせてくれます。何かに夢中になるのもいいでしょう。

以上です。
体調崩されないように、ご自愛くださいませ。
  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと

2017年08月28日

間もなく災害の防災の日。ゲームで学んだよ。楽しみ、真面目に考えた。

土曜朝7時の朝活の報告です。

今回は、ファシリテーションの勉強会ではありますが、防災についてやりました。


9月1日は防災の日です。
また9月4日は2011年に台風12号による紀伊半島大水害起きた日です。
また、近々南海トラフ巨大地震がおきると言われています。

といわれても、ぶっちゃけ何か日頃から対策してるかと言えば、あまり対策していないし、意識していないです。
でも、考えて置かなければいざというときに、困ります。
かといって、考え始めるとしんどい。いつおこるかわからないので、正直めんどくさいという気持ちもでてきたりします。
逆に、いつおこるかわからないからこそ、いつも対策して置かなければ・・・でも・・

という考えのどうどうめぐりの私。

そんな中、今回はクロスロードという防災教育ゲームをしました。
これ、阪神大震災の後に大学の先生やゲームクリエイターが共同でつくったもの。
内閣府のサイトにも紹介されています。

やり方は簡単。
質問がされるので、それにYESかNOで答え、その後みんなの意見を聞いていきます。
多数派だと報酬がもらえます。
質問はこんな感じ。

「あなたは市役所職員です。全壊した校舎に必要な書類があります。立入禁止を無視して入りますか?」

これはちょっと、うろ覚えですが、こんな感じ。
答えは無いし、迷うし、でもまったなし。
色んな考え方がでてくる質問です。


正直、迷います。
きっぱりした答えなんて出てこないです。

でも、その質問は、実は阪神淡路大震災のときに実際にあったことだそうです。

実際はまったなしで判断しないと行けない状況。
答えのないピンチに「自分ならどうするか」を考え、ほかの人と共有する・・・
ゲームだから、色々話せました。


共有のプロセスを通して他者の話を聴く、考えを受け入れることが大切なんじゃないかなと思わされました。
答えなんてないから答えないんではなくて、答えがないからこそ、いろんな答えを受け入れることが必要なんだろうなと、思った朝になりました。

ちなみに、ファシリテーションとしては、価値観の色んな相違をまとめたり、答えの背景になる個人の考えを引き出し対するところがポイントでした。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)感想おもったことファシリテーション

2017年08月25日

「ノスタスジック・チラリズム」 隠れ赤レンガの名所だと思う和歌山は

和歌山市内を中心に移動していると赤レンガをみることがあります。

けっこう好きです。

 赤レンガ建築は明治から大正時代にかけてのわずかな期間に盛んに造られました。
 その後耐震の問題 から街から姿を消しつつあります。
 
 今でも作られていたりしますが、やっぱり月日の経過という装飾はすぐにはできません。昔からあるレンガはなぜか不思議なオーラを放っている(ように思いえます)。

 和歌山市内でも、ちらほらとみるんですが、少しずつ姿を消していっています。建て替えられたり、落書きされていたり。
 でも赤レンガでできた建物をみると、なんとも言えないノスタルジックな気分になります。

 その何とも言えない郷愁漂うレンガの足跡は、なんとか今も残っています。
壁の裏や、建物の隙間から見え隠れするものを、勝手に「レトロ建築のチラリズム」と呼んでいます。

チラリズムという言葉が脳をほどよく刺激してくれます。

今回は、一見するとわかりにくいですが、レトロ建築のロマンを想像させる、そんな「隠れ赤レンガ」 の昔撮った写真を並べてみようと思いました。














今回は一部ですが、まちなかけっこうあります。

「隠れ赤レンガマップ」なんかが作れたら面白いなと思います。
  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと趣味

2017年08月24日

「青少年」って何歳から何歳までですか?調べたら意外な答えでした。

来年和歌山で行う事業の会議がビッグ愛でありました。
相変わらず、あそこからの景色は気持ちがいいです。


何をするかといいますと、青少年の育成をやっている人たちの育成を目指したもので、海外青年リーダーを和歌山に呼んで、視察やディスカッションを経てレベルアップを目指すもことです。
コアリーダー育成事業です。

なぜか今年和歌山で地方プログラムをやるんですよね。

そんなことをいいつつも、自分がそんなに偉いわけでも無いですし、若干の分野違いもありますので、色々なことを下調べしている段階です。

まずはじめに、、、青少年って何歳から何歳なんでしょう。
青少年ってことは少年と青年なんでしょう。
少年は、、、小学生と中学生をさします。

では、青年は?
国の青年の就労支援では39歳までとなっています。
ハローワークで指す若者は45歳までも指しています。
青少年保護育成条例では大体6歳以上18歳未満をさします。
バラバラやん。

39歳で青年と呼ばれることが、嬉しいのか悲しいのか、、悩むところです。
んで、今日も素朴に質問がでました。
対象は何歳から何歳までですか?と

偉い人は答えました。
「小学校ぐらいから30歳ぐらいまでです」

おおぉう・・・バラバラです。

大体それぐらいの人です。

もう、青年って概念は広すぎです。
なので、今回は小学生ぐらいから30歳ぐらいにこちらから決めました。

制度上、対象を縛らないと行けないのはわかりますが、統一してくれると嬉しいです。

制度の話ですが、青少年をフォローする制度ってけっこう手薄です。
日本の制度は障害者、高齢者、貧困、ひきこもりといった、何らかの困った状態にならないと制度の対象となりません。
そして、一般的に青年たちに求められるのは、それら制度に頼らない自立した姿です。

でもね。
やりたいことや、もっと遊びや課外授業についてもフォローする制度があったらステキだと思います。
障害者や高齢者・・・・といったカテゴリー化されたものでなく、やりたいことを評価して対象とする制度があればいいなと思いました。
それの最たるものが教育でしょうね。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)感想おもったこと

2017年08月22日

意外といろんな土を使っていた「甲子園の土」

甲子園で熱戦が繰り広げられていますね。
私自身はそんなに興味がないのですが、他の人が見ているのを見ていると、ついつい食い入ってしまします。

智弁和歌山は惜しかったですね!

勝負ですから、勝つチームと負けるチームがあります。
負けたチームは、袋に土を入れて帰っていきます。

ところで、あの土はどこから持ってきているのだろう。
そう思って、今回は甲子園の土について調べてみました。
調べてみるとホントかな〜?と思える情報も沢山あったので、それも含めて紹介したいと思います。

・甲子園の土
甲子園の土は白い砂と「黒土」を絶妙にブレンドしているそうです。黒土だけだと、グラウンドが固くなりすぎる。白土だとボールが見えない。それを水はけがよく、選手がプレイしやすいような割合で混ぜているそうです。

・ブレンドの割合
実は春と夏でブレンドの割合が違うとのことです。
春は雨が多いため砂を多めにするそうです。これはたぶん水はけを良くするためですね。夏はボール(白球)を見易くするために黒土を多くブレンドしているとのことです。夏は太陽の光が眩しいですもんね。

・土を持ってくる所
黒土は岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山 などの土をブレンドしている。毎年決まっているわけではないそうです。
砂の産地についてですが、最初は甲子園浜及び香櫨園浜社有地でした。そのうち瀬戸内海産の砂浜になり、中国福建省になっているそうです。規制とかの変遷もあるみたいです。

・年間消費量
だいたい2トンぐらいらしい。2トンといえば、SUVの車一台分ぐらいです。例えばパジェロ一台分。あの面積にパジェロ一台分が多いのか少ないのか・・・・よくわかりません。芸人の松村邦洋さんが100キロぐらいなので、松村さん20人を敷き詰める感じですね。それくらいです。

・なぜ負けたら持って帰るの?
ここで意見が分かれるところです。
ひとつが記念ということです。甲子園に出場することなんて、めったにない。だから持って帰る。
確かに全国大会に出た記念となると持って帰りたいですよね。まさしく血と汗と涙の結晶です。
この場合、色んな噂を聞きました。
負けたときの記念とは縁起が悪いので1年生、2年生は持って帰らない。春の大会は夏の大会に出られなくなるから持って帰らない。土を持って帰るのは夏の大会に出た3年生だけ。というものです。

もう一つが、「またこの地にもどってくるぞ」という決意の為に持って帰る、と言うものです。
この場合は1、2年生が積極的に持って帰るというもの。定かではありません。

このあたりは甲子園のホームページに載っていません。一番早いのが出場した選手にきいてみるのがいいでしょう。

どんな土でも、勝ち抜き、熱戦を繰り広げた甲子園の土とうことは選手にとって間違いないものです。



と、土に関わることを書いてきました。
それはそうと、いつも思うのですが、高校野球の甲子園って、要は硬式高校野球の全国大会みたいなもの(正式にはインターハイではないらしい)なのに、なぜに野球ばかりがピックアップされて放送されるのか。
サッカーやラグビー、テニス、バドミントン・・・・色々ありますが決勝戦すら地上波で放送されていません。
なぜ野球だけ・・・といつも思います。

メディアが主催だから、高野連の力が強いから、、色々説はありますが、私は文化説だと思います。
高校球児が甲子園で熱戦を繰り広げるという事が、日本のお茶の間で風習化されたということでしょう。
なぜそうなったかは、ある種の高校生の理想像を作り上げたかったのではないかと勘ぐってしまいます。
ああではない高校生の輝き方もメディアでみてみたいなぁ。  


Posted by 峰政 裕一郎 at 20:00Comments(0)おもったこと